メインイメージ

延滞金は?

交通事故の慰謝料に延滞金は発生する?

現代の社会で借金の返済が遅れてしまった場合、それに対しては延滞金を請求することが当然のこととされるようになりました。
消費者金融や銀行など、事業としてお金を貸しているところで支払いの遅れが生じたのであれば、かなり高い確率で延滞金は請求されることになるでしょう。

さて、しかしながらここで少々気になるのが「交通事故の慰謝料はどうなのか」ということです。
交通事故の慰謝料も字団の際に作成する書類で支払日を定めることが一般的で、被害者には事故が発生した段階で既に慰謝料を受け取る権利を有するものとなります。
しかし現実的に全てのケースですぐに支払いが行われているのかと言うとそうではなく、殆どの場合、慰謝料の支払いは数カ月から数年先になるものなのです。

しかし加害者によって引き起こされた交通事故で、当面は自分の手持ちのお金で何とかしろというのは明らかに損害を被っていることだと言えるでしょう。
交通事故においても、この損害をカバーするために延滞金の請求は認められています。

具体的な割合は年率で5%とされており、これは事故発生日から起算することができます。
例えば2000年1月1日に事故が発生し、その補償が2001年1月1日に行われたのであれば、そこでは5%の利息を付けることが出来るということになるのです。

5%というと小さなもののようにも見えますが、100万円の請求の5%だと5万円、1千万円だと50万円にもなってきます。
確かに支払い額全体からみた比率としては小さなものかもしれませんが、金額としては必ずしも少額になるというわけではありません。

ただ注意をしなくてはならないのが、交通事故の対応を行う保険会社の多くが自分から延滞金の支払いをしようとしないということです。
法律的には請求をする権利が被害者側にあるのですが、被害者がそれを請求してこない限りそれを含めないまま計算をするのです。
そしてその存在を知らない被害者が保険会社から提示された示談の書類にサインをしてしまうと、延滞金を請求する権利を喪失してしまうということになってしまいます。

そうした事態を防ぐには事前に年率5%の請求が出来るということを知っておき、また必要に応じて弁護士などに相談をすることが必要となります。
特に自身が加入している保険によっては弁護士特約を使うことで弁護士費用を保険会社に負担してもらうことが出来るケースなどもありますので、慰謝料のことで不安を感じた場合はなるべく早い段階で弁護士に相談をするように心がけましょう。”

最近の投稿