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怪我でコルセット

交通事故による怪我でコルセットを着用した場合慰謝料は変わるか

交通事故の怪我でコルセットをする人を良く見かけます。むち打ちなどの症状と診断されると、比較的多くの割合でその着用を勧める医者も多く、中には慰謝料の影響で本来は必要ないのに着用するケースもあるという話もあります。医師の診察の際にもごくまれですが着用するかどうかを聞かれることも有りますので、自分で判断していい物だと考える人もいるようです。しかし、本来はどうなのでしょうか。

例えばむち打ちと判断された場合、骨や神経の痛みを緩和するためにコルセットを着用します。これは患部が不用意な動きをするのを防ぎ、安静な状態を保つためのもので、本来は横になって安静にしていなければならないところを仕事や日常生活の都合でどうしても動かなければならない場合にその安静状態を保つ為にするものです。したがって安静な状態を自分で保てるのであれば、本来は不用なものだとも言えます。しかし実際には首や腰など日常生活においては非常に負担がかかる、動かさずにはいられない部位であるため、その保護の為にコルセットを着用するのです。すなわち、あくまでも治療をスムーズに進めるための物であり、決して慰謝料に影響する物ではありません。したがってコルセットを着用することの精神的苦痛や生活が制限されるということで着用するとその分慰謝料が上乗せされるという話も耳にすることが有りますが、決してそのような事はありません。交通事故における慰謝料は本来交通事故によって受けた精神的損害や物理的損傷、およびそれらの修理や治療に対して支払われるものであるため、特定の治療を受けることにより上乗せされたりする性質のものではなく、あくまでも被害の程度に対して正当に支払われるものなのです。保険会社の中には計算や判断を簡略化するために着用の有無を確認する所もありますが、これはあくまでも着用により慰謝料の金額を決めるということではなく、怪我の程度や治療の方法を確認する一つの方法に過ぎないのです。

すなわち、交通事故の慰謝料はコルセットを着用しているかどうかで判断されるものではなく、あくまでも怪我の程度で決定されるものです。その為、医師の指示を守り必要に応じ着用することが重要です。ごくまれに医師に着用するかどうかを聞かれたりすることが有りますが、それは痛みの程度によっては着用する必要が無いということなのです。慰謝料の金額には影響しないと考えた方が良いことですので、交通事故に遭った場合には医師の指示に従い、治療に専念して出来るだけ早期に治療を終える方が結果的には得をするものです。”

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